
8月が近づくと考える生者と死者の関係。この社会をつくっている人たちとこの社会をつくってきた人たち。それに加えるならば未者、未者とはこれから社会に生まれいずる人。未者~生者~死者、命はこの連続性のなかにあって、生者は常に未者と死者をつないでいる存在であろうか。生者は死者への想いをいたしつつ、未者へ希望をたくす役目を担っている。それらをつくづく考えるならば、争いが起きれば折り合いをつけ、破壊と収奪は自制が求められる。これは対政治、対個人、対国家、対自然とて変わりはあるまい。見渡せばうそやごまかしが大手を振って歩いている社会の今は、死者と未者に示しがつかないではないか。
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