四国のみち踏査  ~水と森をめぐるみち~

今回の「四国のみち」踏査は前回に続き「水と森をめぐるみち」が対象で、三木町諏訪神社から公渕森林公園までの9.6kmを歩きました。

諏訪神社をスタートして山大寺池北岸を西に進むと嶽山(だけやま)が迫ります。
香川の里山風景にはめずらしく露岩が特徴的な山容で、山岳訓練の場所としても利用されていると聞きました。

地元の人が、池の堤に植えられたシバザクラの手入をしながら「今日は何かの調査ですか」と。
要所に置かれた路傍の石標が存在を主張しているかのようです。

池沿いを過ぎると、白砂の境内が美しい天台宗山大寺が目に入ります。
少しためらわれましたが、ちょっとのぞいて見ることにしました。鐘を撞く御仁もひとり。

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奥ノ堂池は水面に山姿を映し、静かな緊張感が漂っています。
やがて森の樹々は躍動の季節を迎えます。

ゆきすがら、目に入ったのは派手な色の建物群。
聞くと陶芸関係のものらしく、板壁と赤い瓦をまとったそれらは不思議と違和感がありません。

ルートのほぼ半分歩いた頃、集落の一角に真宗安楽寺が現われます。
清楚なたたずまいがこのあたりの風景を引き締め、ありがたいことに道行く人のためであろうトイレも置かれていました。

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今回歩くルートも終盤差し掛かりました。
こうして歩いてみると破損した道標や、みち筋に捨てられたゴミも目につきます。

せっかくつくられた四国のみちですが、多くの人が何のためのものかよく知らず、歩いてみようという意識はあまり無いように感じられます。

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歩行目線で見る風景には、思わぬ発見とちょっとした驚きが転がっています。
たまには自分の足を使って、ゆっくりとした時間を過ごすのも悪くありませんね。

さて、「水と森をめぐるみち」の最終編は桜の咲く頃になるでしょうか。
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