松山のセミナー

いつもは車を使うことが多いが、今回はJRで行くことにした。
電車の窓から見える景色をボーッと眺めているのも悪くないし、本も読める。
そしてなにより、
電車の揺れに(最近はあまり揺れないが)任せる思索の時間は日常のあわただしさをしばし忘れさせてくれる。

知人のFさんの情報で松井郁夫さん、宮越善彦さん、小林一元さん、お三方の講師による建築セミナーに参加した。
いずれの方もお話を聞くのは初めてであり、楽しみであった。三人は「き」組で活躍されている。

こういうセミナーは予備知識をあまり持たずにフラットな状態で聞くのがいい。
(単なる不勉強の言い訳でもあるが)
三人とも日本の木造住宅をリードする設計の実務者でもあるが、あらためて自分の立ち位置をみるいい機会になった。

松井さんの「木組の理念」は国産材を使った循環型の家づくりは、わかりやすく論理的で的確にポイントを押さえ、適切なことば用い、一般生活者にもわかる語り口でとてもよかった。

宮越さんの「木の話」は日本の置かれている木材の供給(林業)に視点をおき、データを示しながら、なぜ国産材を使うか、というのを的確に説明された。木に直接に間接に関わっている自分にとって力を得た。

小林さんの「架構の話」は事例を示しながら、構造(架構)から考えるプランニングについて話された。このように図面を示され、どのように考え、こういうものができたと写真を提示してくれるととてもよくわかる。

ぼくたち設計をする人間は不断に勉強が必要であるが、今回のセミナーは第一線で活躍する講師陣に加え、参加費の安さも魅力だった。講師の経費もたいへんだったと思うが・・・
主催された、「木」にいり住まいの会 の諸氏に感謝申し上げます。
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