夕暮れの野菜畑
デスクワークに飽きると気分転換に畑に出てみる。昨日降った雨がしゅんだせいか畑の夏野菜が元気に見える。幾重にも長い年月を毎回毎回こうやって畑に野菜を植える。亡くなった父や母もこうやって作っていた。何気なくみていた野菜づくりだが、こうして今自分がやっているとあの頃の両親の気持がよく分かる。土に預けた作物が育つ喜びは体験しないと理解できないし、またそれを食べる喜びはそれにも増して大きい。普通に暮らせることがどれほどありがたく貴重なものであることか・・・この畑を残してくれた両親、そして先祖に感謝。
トマトもしっかり実をつけてくれた。熟すまでには時間が必要だが、日々大きくなるのが愛おしくて楽しい。土とふれあう喜び、作物を育てる喜び、それを味わうことができる。なんとも贅沢なことである。