四国のみち踏査  ~水と森をめぐるみち~

今回の「四国のみち」踏査は前回に続き「水と森をめぐるみち」が対象で、三木町諏訪神社から公渕森林公園までの9.6kmを歩きました。

諏訪神社をスタートして山大寺池北岸を西に進むと嶽山(だけやま)が迫ります。
香川の里山風景にはめずらしく露岩が特徴的な山容で、山岳訓練の場所としても利用されていると聞きました。

地元の人が、池の堤に植えられたシバザクラの手入をしながら「今日は何かの調査ですか」と。
要所に置かれた路傍の石標が存在を主張しているかのようです。

池沿いを過ぎると、白砂の境内が美しい天台宗山大寺が目に入ります。
少しためらわれましたが、ちょっとのぞいて見ることにしました。鐘を撞く御仁もひとり。

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奥ノ堂池は水面に山姿を映し、静かな緊張感が漂っています。
やがて森の樹々は躍動の季節を迎えます。

ゆきすがら、目に入ったのは派手な色の建物群。
聞くと陶芸関係のものらしく、板壁と赤い瓦をまとったそれらは不思議と違和感がありません。

ルートのほぼ半分歩いた頃、集落の一角に真宗安楽寺が現われます。
清楚なたたずまいがこのあたりの風景を引き締め、ありがたいことに道行く人のためであろうトイレも置かれていました。

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今回歩くルートも終盤差し掛かりました。
こうして歩いてみると破損した道標や、みち筋に捨てられたゴミも目につきます。

せっかくつくられた四国のみちですが、多くの人が何のためのものかよく知らず、歩いてみようという意識はあまり無いように感じられます。

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歩行目線で見る風景には、思わぬ発見とちょっとした驚きが転がっています。
たまには自分の足を使って、ゆっくりとした時間を過ごすのも悪くありませんね。

さて、「水と森をめぐるみち」の最終編は桜の咲く頃になるでしょうか。
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森林のベンチ

心配していた雨も夜半にはあがり、外の作業が出来る天気に回復した。
今年最初の森づくり活動である。
ここのところ、冬にしては異様なあたたかさが続いていたが、やっと気温も下がり冬らしくなった。
もう正月気分も抜けて連休の中日の13日、桧林の中で丸太ベンチづくりに取り組む。

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昨年間伐した材を使って、現場で作り、現場に設置するというもの。
森林作業の道具でつくるのがポイントで、専用の道具は使わずワイルドな作品に仕上がった。
工程は単純だが、作り手の個性が表れてなかなかおもしろい。

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2008年転戦

視点が変わると景色も変わる。
太鼓を打ち鳴らし、崇める神仏に礼拝する。

思わぬことから、いつも登っている「城山」から転戦し、
今年は「ジョウヤマ」に登った。旧仲南町にある。

字は同じだが読みが違う。城山と同じ城跡である。
戦乱の時代はこの地で1200人の命が失われたと言う。

あいにく、こちらから見る初日は雲に隠れていたが、
見ると阿讃の山なみからいずる光が、北東方向の城山に射している。

思えば、ここは向こうからも幾度となく見ていたのだが。
ちょっとした驚きだ。

火を囲み、餅を焼き、お神酒をいただく。
このシンプルな行為が元旦の朝にふさわしい。

多くの人ではない、たった10人少々。
夜明けのしじまに飯野の山が浮かんでいた。

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