左官の技をみる
工事が始まった!
2014年木造塾
かがわ木造塾
いまどきの24時間換気
2003年に24時間換気という法律ができて10年目になるが、当時シックハウスが大きな社会問題になり、家の中の汚れた空気を外に出して、きれいな空気を取り入れるというのを、24時間やりなさい!というとても変な法律だった。できるならやりたくない、確認が通らないから仕方なく付ける・・・というとても消極的な対応をしていた。そっと「切っておくこともできます」とつぶやきながら。この法律どこがおかしいかと言えば、シックハウスにならないためには、ホルムアルデヒドを出す建材を使わなければいいわけで、これは不良建材(健康に悪い)を大量につくった建材メーカーの救済法だった・・・とぼくは思っている。換気扇メーカーも潤った。★がなんぼついているなんてランク付けて、五つ★なら問題ないことになっていたなあ。この法律は今も健在で確認申請には形式的な書類をいっぱい付けなけらばならない。今はどうだ、花粉の飛散、放射性セシウム、PM2.5・・・下手に換気するとカラダに悪い?!外はキレイで中は汚れる、という発想がどうもね。人は家の中にも居るし、外にも出る。大切なのはこの地球の空気を汚さない、ということじゃないかなあ。健康を機械で制御しようとういう発想がおかしいと思うんだけど・・・今は人間のあらゆるセンサーが鈍っている。そのうちものすごい高性能のフィルターを付けなさい、という法律ができるかも。
かがわ木造塾
昨日はかがわ木造塾の最終日であった。
滋賀県から大工棟梁の宮内氏を迎えてのトークセッション形式で、
いつもの講義と少し趣が変わった講義となった。
宮内氏の職人としての生き様がリアルに伝わる“生きた”講義で、
まさに最終日にふさわしいものであったと思う。
「守破離」凡人は守の位置でやっと、破の域はおろか璃まで達するのは半端じゃできない。
まざまざと“意気”を語る「職人」であった。
知識を学ぶ講義もいいが、
こういう“心”が伝わる講義もわるくない。
ぼくはこういうのが好きだ。
今は設計が不自由な時代である。
それは設計者が招いた側面でもあるのだが・・・
それに抗うのでもなく自らの立ち位置を見据え果敢に挑む姿に感動と尊敬を覚える。
あらためて、自らの姿勢を問う講義であった。
滋賀県から大工棟梁の宮内氏を迎えてのトークセッション形式で、
いつもの講義と少し趣が変わった講義となった。
宮内氏の職人としての生き様がリアルに伝わる“生きた”講義で、
まさに最終日にふさわしいものであったと思う。
「守破離」凡人は守の位置でやっと、破の域はおろか璃まで達するのは半端じゃできない。
まざまざと“意気”を語る「職人」であった。
知識を学ぶ講義もいいが、
こういう“心”が伝わる講義もわるくない。
ぼくはこういうのが好きだ。
今は設計が不自由な時代である。
それは設計者が招いた側面でもあるのだが・・・
それに抗うのでもなく自らの立ち位置を見据え果敢に挑む姿に感動と尊敬を覚える。
あらためて、自らの姿勢を問う講義であった。
あるセミナー
昨日岡山であった建材の商品説明会に行った。
シラス壁で有名な「高千穂シラス株式会社」だ。宮崎県などで産出される「シラス」を主原料とする左官塗り材を主力商品としている。100%自然素材にこだわるメーカーでぼくもこの会社の商品を採用し信頼をおいている。このようなセミナーは、ややもするとPRだけに終わってしまうことが多いが、この会社は自社の商品が社会に対してどう役に立つかという哲学を語る。だから数回参加していてもまた行ってみようという気になる。今回は「白洲漆喰」に興味をもった。以下このセミナーで拾ったキーワード。
・やっかいものを地域資源として活用する。
・人材も地域の資源である。
・皆と同じことをやっていたら独自性が出せない。
・グリーン産業の活性化という視点での地域産業の育成。
・ヒューマンカラー
・湿度が10%下がると体感温度が一度下がる。
・外壁に内水。
・雨水そのまま流すのはもったいない。
・幸せの種をまく。
それから、最後にスタッフの紹介をした。これもふつうはやらない。一人ひとり紹介し拍手をもらう。社員はやる気になるしやったという満足感を得る。そして最後に新人があいさつで占める。商品説明のプログラムの中に社員研修を仕込んでいるのだ。
シラス壁で有名な「高千穂シラス株式会社」だ。宮崎県などで産出される「シラス」を主原料とする左官塗り材を主力商品としている。100%自然素材にこだわるメーカーでぼくもこの会社の商品を採用し信頼をおいている。このようなセミナーは、ややもするとPRだけに終わってしまうことが多いが、この会社は自社の商品が社会に対してどう役に立つかという哲学を語る。だから数回参加していてもまた行ってみようという気になる。今回は「白洲漆喰」に興味をもった。以下このセミナーで拾ったキーワード。
・やっかいものを地域資源として活用する。
・人材も地域の資源である。
・皆と同じことをやっていたら独自性が出せない。
・グリーン産業の活性化という視点での地域産業の育成。
・ヒューマンカラー
・湿度が10%下がると体感温度が一度下がる。
・外壁に内水。
・雨水そのまま流すのはもったいない。
・幸せの種をまく。
それから、最後にスタッフの紹介をした。これもふつうはやらない。一人ひとり紹介し拍手をもらう。社員はやる気になるしやったという満足感を得る。そして最後に新人があいさつで占める。商品説明のプログラムの中に社員研修を仕込んでいるのだ。