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境界線の無い世界

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たしかに、ぼくたちは境界線の内と外で生きている。建築する時は敷地境界線、その境界線なくしては設計そのもが始まらない。山に行けば網の目ように実際は見えない境界線が引かれている。ロシアでは境界の分捕り戦争を隣の国に仕掛けている。日本だって70数年前は同じようなことをやっていたし、もっと遡れば国内で国盗り合戦をやっていた。なんやかんやで境界線はとても面倒なしろものであるし、この先境界をめぐるシビアさはきつくなることはあれ、曖昧を許す寛容さはますます遠ざかっていくのだろう。さてTV、特定のものしかあまり見ないのだが、たまたまつけたらチームラボの猪子寿之氏が森についてしゃべっていた。森(植物)には境界がない、ただただ太陽を求め自然の摂理によって生きている・・・。生き物たちも自由だ、ファジーな縄張りはあるが常に変化し固定化されるものはない。人は境界をつくることによって秩序を保とうとしたが、逆に不自由な状態にしてしまい、これはこの先きっと変わることはないのだろう。それは地球の地表だけの話ではない、人種、性、年齢、障がい者・・・あらゆる事象に境界線を引いて不自由で窮屈な社会にしてしまった。このままいくと変化も感じるが危うい。7月10日は暑い熱い?参議院の選挙だね。
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地の色

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ふと、

「地の色」というフレーズが浮かびました。

   上は地上の落葉の重なり。

   下は地から生まれた食物。

これは自家製のうどん、ソバに見えますがれっきとしたうどんです。

ヨモギのパウダーを練り込んでいます。

さて、

今、自然由来の地の色がしだいに、それも急速に失われているのではないだろうか、

なんて。

疑わしい開発、廃棄物の投棄、場所をわきまえないソーラーパネル等々、

数え上げればきりがない・・・。



目線を下げる

2/9(金)、ここ数日よりも心なしかあったかく感じる日中だった。

時間がとれたので、

まんのう公園さぬきの森で行われる自然間観察のイベンに参加。

対象は長炭小学校4年生11人で、

植物や生き物について、担当の講師が説明する。

ぼくの専門外のことばかりなので、子供といっしょに話を聴くのだが、

いい勉強になる。

一つひとつの説明は、シンプルで核心をついており、

あえて、子供の目線まで降りて聴いてみる。

すると腑に落ちる。

そして次ぎに何かやるときのタネになる。

笑顔

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こういう笑顔に出会うとボランティアもわるくないね(^-^)/

朝霧の山里

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谷あいの山里に朝日が昇るのは遅く9時を回ってもまだ太陽が顔を見せない。

手前の山の向こうには太陽が見えているはずだが、

朝もやに差す朝日はまるで湯煙で山肌をつつんでいるようだ。

もう少ししたら貴重な冬の暖かさがここにも届くにちがいない。

森林NPOとは何か

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結論から言えば「子供たちに森のすばらしさ」を伝えることだろう。森はあらゆる生物のいのちをはぐくむ「ゆりかご」であることを感じてもらう、そして自然となかよしになれるファンを一人でも多くつくるこ。そんな場を提供することだと思う。今の社会は危険排除の下に子供たちを自然から遠ざけようとする。危険を内在しているものをいかに回避する能力を養うことこそ、人間力を養う教育だとぼくは思うのだが・・・。斧を手にした子供たちは生き生きしていた。一生けんめい木を倒そうとしていた。ノコを使えば簡単だがあえて苦労することも時には必要なのである。遊びを通して人は成長する。それはパパママ世代も同じ。

路傍の花たち

草といっしょに刈り取ってしまうのは惜しいので少しの間花を楽しみましょう。

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今ぞとばかりに真紅の花をつけています。

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グリーンの中のこのあでやかな星型の花、この色は他にはちょっとありません。

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最近やたらと目につく線香花火のように花が散風情です。

木のベッド

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五、六年ほったらかしておいたクヌギはカブトムシの幼虫のベッドになっていた。

いるわ、いるわ・・・

いったいどこからこのようにわいたのか・・・不思議だ。

木を食べて大きくなっており、糞もたくさんある。

もともと薪にするつもりで積んでおいたのだが、野ざらしにしていたため中がスカスカで、

もう薪にはならない。

砂漠に植林に!

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今日から中国の内モンゴル地区のホルチン砂漠へ、植林「砂漠緑化ツアー」に参加してくる。
中国か過去に2回行っているが、砂漠ははじめてだ。
広大な平地が漠然としたイメージにあるが、砂漠はまた違っているだろう。
ここは以前から緑化が行われているところというから、
実際はもっているイメージと違っているかも知れない。それもまた楽しみのひとつだ。

日本の四季折々のゆたかな山々の風景とは違っているのは確かだが、
それを確認することにもなるだろう。
なにより、日本において「森林ボランティア活動」をしており、それを外から眺めたい、
というのが今回行く動機の一つだし、活動を続けていく上での視点を築づいておきたい。

現地の人々や参加する人たちとの出会いもまた楽しみの一つである。
人類と文明、自然環境の変遷・・・肌で感じてみたい。

母さん、ありがとう

天国に召された母へ

母さん、ありがとう。

とうとう逝ってしまったね。

「ああ~えらい」と言っていた母さん、

もう楽になったかい。

そろそろ天国から、父さんや文夫が迎えにきてるだろうね。

長い間ぼくたち家族のためにがんばってくれた母さん、

ほんとうにありがとう。

お別れの式は、

1月31日(月)13:00~べルモニー会館まんのう(0877-58-8441)